#002 二世帯住宅へのリノベーション 増築と耐震補強 〔みよし市〕
工事は一階を残したままで、2階を解体するという大掛かりなものでしたが、若夫婦のLDKには天井を張らずに小屋裏空間を生かして広く感じられるようにしたり、ロフトを設置して収納スペースを確保したりすることができました。
屋根に関しては、屋根土を撤去し釘打の瓦とする事で以前と比べ随分軽くなり、耐震性も向上しました。
土を下した分の減った断熱性の向上のため屋根断熱の施工をしています。
お子さまのお部屋は、大きくなったら部屋の真ん中で仕切りを設けられる造りにしています。
屋根に関しては、屋根土を撤去し釘打の瓦とする事で以前と比べ随分軽くなり、耐震性も向上しました。
土を下した分の減った断熱性の向上のため屋根断熱の施工をしています。
お子さまのお部屋は、大きくなったら部屋の真ん中で仕切りを設けられる造りにしています。
お客様のご要望
●二世帯でもお互い無理のない生活空間を確保したい。
●地震に強い構造にしたい。
●コストをなるべく抑えたい。
施工ポイント
一口に二世帯住宅と言っても、お互いの生活スタイルは違います。
双方の生活に『ストレス』を感じさせないよう 1階部分は親世帯の生活スペースに、増築をした2階部分を若夫婦世帯のための空間としました。
また、キッチン・洗面・トイレは各々の階に用意し、親世帯と子世帯それぞれが暮らしやすい配慮をいたしました。
※耐震リフォーム・リノベーションについて詳しくは(当社HP)⇒こちら
物件概要
所在地 | 愛知県 みよし市 |
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建物 | 戸建(2階建て) |
リフォーム部位 | フルリノベーションによる単世帯用家屋から 二世帯用家屋へ・法令範囲内の増築(既設床面積の半分の増築)・ロフト設置 |
工期 | 180日 |
家族構成 | 大人4人・子供2人 |
愛知建築地震災害軽減システム研究協議会主催の
第6回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ において
弊社の『2階まるごと増築による耐震補強工事』が優秀賞に選出されました。
建築基準法が改正される前昭和56年(1981年)以前に建てられた建物の耐震性が問題視されています。現在の愛知県の住宅の耐震化率は82%(2008年国交省調べ) とまだ18%の住宅において耐震化が進められていません。住宅全体を耐震化する以外にも耐震シェルターや防災ベッド等の手法もあります。
住宅の耐震化を進めるため、今後も、木造住宅耐震化の専門家として、安心・安全な住まいづくりのお手伝いをさせていただく所存です。引き続き、ご愛顧賜りますようお願い申しあげます。
愛知建築地震災害軽減システム研究協議会においては『耐震改修事例集』が公開されてます。下記の年度に賞を頂いてます。
平成23年・平成24年・平成26年・平成27年
他の受賞者の方々と、3月4日吹上ホールにて
作品パネルの前で娘と
この施工例についてのご質問はお気軽に!