#045 築116年の木造住宅がモダンな住まいに大変身 〔刈谷市 重原本町〕
暗かった玄関を吹抜けに。既存の梁を活かし 空間をダイナミックに演出。
お客様のご要望
築116年 の母屋(明治37年築)・離れ(昭和49年築)・横屋(昭和56年築)は 40年以上手直しをしておらず冬寒く、快適とは言い難い住まい。家族4人で安心して、快適に過ごせる住まいにしたい。
施工ポイント
110年経つ瓦は表面の凍て(いて:瓦の隙間などに入り込んだ水が凍って膨張し、瓦が破損すること。寒い地域や古い瓦でみられる現象)やヒビ・欠けがひどく、重たい為、お客様は耐震も兼ね 葺せ替えをご希望。
→ 桟葺き洋瓦にして軽量化。さらに屋根の断熱施工をして省エネ性、耐震性を向上。
コンクリート基礎の無い石場建て基礎。
→ 既存の壁補強が出来ないため新設の内部壁を有筋コンクリート基礎で補強するとともに既存の壁の内側に有筋コンクリートべた基礎の新設耐力壁で補強する事で耐震性を大きく向上。
暗い玄関
→ 天井を吹抜けにし、明るく風通しを良くしました。
間仕切りの多い母屋の部屋(8畳6間)は壁が無く、居室として利用するのに不向き。
→ 母屋は収納を充実させた寝室に、横屋にLDK・浴室を設けました。
※耐震リフォーム・リノベーションについて詳しくは(当社HP)⇒こちら
物件概要
所在地 | 愛知県 刈谷市 重原本町 |
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建物 | 木造 2階建て |
築年数 | 116年 |
工期 | 約12ヶ月 |
家族構成 | 4人 |
優遇制度利用
●刈谷市 補助金 :120万円
●所得税控除 耐震:25万円 バリアフリー:20万円 省エネ:20万円
《自治体 補助金 関連リンク》
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